旅人の手作り本の作り方 
その3 年賀状を本にして保存する方法
●ポストカードブックに入れて保存する方法が主流ですが、これだと両面を見ることができないのが不便です。
●年賀状を本にすると、かさばらずに保存でき、裏表も見ることができるので大変便利です。 |
これから紹介する作り方は、私が日頃行っている方法です。ある人からは、ここは違うというところがあるかと思いますが、そこはお許しください。 |
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用意するもの |
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厚手のボール紙2枚(大きさはハガキのサイズ。横幅はハガキと同じ長さで、高さはハガキより5ミリほど短くします) |
カッターナイフ(大型が扱いやすい) |
糸鋸(百円ショップで手に入ります) |
目玉クリップ(大きなものを二つ) |
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木工ボンド |
ボンドを塗る 筆 |
ものさし(曲尺が便利です) |
寒冷紗(画材店で手に入ります。ガーゼも代用品になります) |
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カッターマット |
年賀状 |
裏表紙の紙2枚 |
表紙2枚 |
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背表紙1枚 |
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1 ハガキを束ねて本の形にする |
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ハガキを束ね、本の形にします。。 |
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2 ボール紙でサンドイッチにし、目玉クリップで挟む |
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ボール紙でハガキをサンドイッチにし、 目玉クリップで挟みます。 |
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ハガキの下を綴じます。 |
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3 背に切り込みを入れる |
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本の背になる面を、糸鋸で1ミリくらいの切り込みを入れていきます。間隔は5ミリから10ミリくらいがいいでしょう。 |
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切り込みを入れている時に、本体がずれた時は、後で直します。 |
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4 木工ボンドで背を固める |
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ズレがないか確認した後、木工ボンドを本体の背に塗ります。木工ボンドは筆を使うと塗りやすいです。
塗った後は乾くのを待ちましょう。
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背にボンドを塗る。 |
塗り終わったら、目玉クリップの位置を変えて、塗った所の近くのボール紙を挟んで、抑え、ボンドが乾くのを待つ。 |
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5 飾りの裏表紙を貼る |
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本の形になりました。次は飾りの裏表紙を貼ります。裏表紙の紙を半分に折り、端に木工ボンドをつけて、本体の表と裏に貼れば、さらに本らしくなります。 |
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6 寒冷紗を背に貼る |
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本体の背の長さよりは小さめで、背の幅より大きめの寒冷紗を本体の背になる所に木工ボンドで貼ります。
寒冷紗は、本体がバラバラになるのを防ぐ役目があります。 |
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7 表紙を本体に貼る |
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木工ボンドは、本体の寒冷紗のところに塗り、表紙を貼ります。
続いて、表紙の端になるところに木工ボンドをつけ、裏表紙を貼ります。裏表紙に木工ボンドを付けると、紙が水を吸って伸びるので、貼った後ゆがみができることがあります。表紙に木工ボンドを付けた方がいいしょう。 |
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ハガキ大の表紙を2枚用意します。 |
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8 背表紙に飾り紙を貼る |
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背表紙に飾り紙を貼って仕上げます。 年賀状が立派な本になりました。 |
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同じ方法で作ったpostcard集です。 ただし、このハガキは取り外すことができるように、ハガキの背に切り込みを入れてありません。 |
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